【投資初心者向け】株式投資でもらえる利益の種類を紹介(キャピタルゲインとインカムゲイン)

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はじめに

みなさん、こんにちは!

今回は株式投資でもらえる利益について2種類存在することは、ご存知でしょうか?

利益の種類にはキャピタルゲインとインカムゲインという2種類があって、どちらも株式投資から得られるのですが、得られる方法がそれぞれ別々になっていますので、メリット・デメリットで解説していきます。

キャピタルゲインとは株式の売買で得られる利益

キャピタルゲインとは株式を売買することによって、もらえる利益のことです。

よく、みんさんが「株で大儲けした!」とか、うらやましい話を聞くのは大抵がキャピタルゲインによるものです。

利益の出し方は単純で、株を安く買って、高く売った時に得られる利益のことです。

例:マリオで有名な任天堂で解説

出典 https://kabutan.jp/

任天堂の株は20年3月13日に最安値が1株31,880円でしたので、ここで100株の318万8,000円分購入したとします。

20年4月23日の最高値が1株47,270円となったので、先ほどの100株分は472万7,000円となり、すべて売却したとしましょう。

そうすると、

472万7,000円(売った値段)ー318万8,000円(買った値段)=153万9,000円(利益)

なんと153万円もの利益を獲得することができます。(本来は手数料や税金が引かれますので、実際の手元に入る金額は少なりますが、分かりやすくする為、割愛させて頂きました。)

このように、株の売買で得られた利益を「キャピタルゲイン」といいます。

ちなみに、株の売買で発生した損益を「キャピタルロス」といいます。

キャピタルゲインのメリット

キャピタルゲインのメリットとしては、利益を大きく出せる可能性があることです。

「この株は上がる!」と見越して購入すれば、先ほど紹介した任天堂の様に50%近くも株価が上昇しているので大きく儲けることができます。

関連 任天堂の決算発表を解説!「あつまれどうぶつの森」で増収増益!来期はどうなる?

キャピタルゲインのデメリット

キャピタルゲインのデメリットとしては、大きく損を出してしまう可能性があるということです。

新型ウイルスの影響で19年12月10日に1株47,000円だった価格が、じわじわと下がり始め、20年3月13日には31,880円となってしまいました。いっきに30%以上も下がってしまったことになります。

19年12月に任天堂株を購入し、20年の3月13日に売却してしまった人は大きく損をしてしまっています。

インカムゲインとは株式を持っていることで得らえる利益

インカムゲインとは株式を持っていることで、得られる利益のことです。

利益の種類は配当金や株主優待のことです。

配当金や株主優待についての詳しい内容については関連記事を参考にしてみて下さいね。

関連 貯金よりお金を増やす方法 高配当株式編

関連 初心者にわかりやすい株主優待のお話

例:携帯で有名なKDDIで解説

出典 https://kabutan.jp/

配当金について

KDDIの利回りは20年5月26日時点で3.9%とあります。

この利回りというのはKDDIの株を保有していた場合に、1年間で発生する金利「配当利回り」と言います。配当利回りで得たお金を「配当金」といいます。

KDDIの株を100株の30万7,500円もっていた場合、年間で1万2,000円近くの配当金をてに入れれます。(手数料、税金を省く)

しかも、100株を売らず、すっと持ち続けていれば、減配(配当金がへること)があるかもしれませんが、毎年、配当金がもらえます。

銀行の普通預金が0.001%の金利ですので、KDDIの配当利回り3.9%は圧倒的においしいでしょう。

株主優待について

株主優待とは企業が株主に対して感謝の気持ちでプレゼントを贈ることです。

KDDIの株主優待は人気のカトログギフトです。

一部を紹介しますが、焼肉が選べたり、海鮮が選べたり、カタログギフトなので種類は豊富にあります。

出典KDDI 株主優待制度

インカムゲインのメリット

インカムゲインのメリットは元となる株式を売却しずに、長期間保有していたらば、保有していた期間、配当金をもらい続けることができます。

よく「金のニワトリ」ともいわれており、元本(ニワトリ)をキヅ付けなければ、配当金(金の卵)を産み続けることができるからです。

インカムゲインのデメリット

インカムゲインのデメリットは保有中に株価が下落した場合、それに伴い配当利回りも減らされてしまう場合があります。

企業が出した利益の一部を配当金として、株主に還元するので、利益がおちこんでしまったら、配当金を少なくする企業が多いです。

ただ、日本企業では少ないですがアメリカ企業などは株主優先の考え方のところが多く、利益が少なくなっても頑張って配当金を現状維持にしたり逆にちょっと増やしたりしてくれる企業もみえます。

最後に

株式投資でもらえる利益は2種類ある

・キャピタルゲイン「株式の売買で得られる利益」

・インカムゲイン「株式をもっていることで得られる利益」

いかがでしたでしょうか?

株式投資でもらえる利益はキャピタルゲインとインカムゲインがあると理解していただけたでしょうか?

どちらの利益手法もメリット・デメリットがありますので、自分のリスク許容度を考えながら、投資を行っていきましょう。

くれぐれも無理のない投資をしましょう!

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それではまた!

コメント

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