はじめに
みなさん、こんにちは!
みなさんは、株式の銘柄で「オリックス」をご存知でしょうか?
楽天証券のNISAランキングで2位という大人気の銘柄となります。
そんな「オリック」が5月21日に決算発表したので、人気理由とともに解説していきます。
オリックはいろいろやっている会社
オリックスって実際なにをやっている会社なの?
オリックスの事業内容はいろいろやっていますが、株式の銘柄では「その他金融業」に分類されます。
1964年リース業でスタートして、リース業にかかわる「与信審査および、ファイナンス能力」と「モノを取り扱う専門性」を軸に事業をいろいろ派生して展開していっています。
人気の理由は株安、高配当、株主優待
どうしてそんなに人気があるの?
人気理由① 株価が1株1,317円で購入できる
株価が1株1,317円とリーズナブルに購入できます。
100株購入しても131,700円と10万円そこそこで購入できてしまうので、資金が少ない人でも購入しやすいですね。
人気理由② 配当利回り5.79%の高配当
オリックスはいわいる高配当銘柄です。
直近の資料では非表示となってしまっていますが、もともとは配当利回りが5.79%ありました。
配当性向も20年3期は32%と堅実な配当性向となっております。
配当性向とは
企業の利益からどれくらい株主に還元しているかの割合です。
一般的に30%~40%ぐらいがよいとされています。
人気理由③ カタログギフトをもらえる株主優待
「ふるさと優待」といわれるカタログギフトの株主優待がもらえます。
カタログギフトの種類は2種類あって、100株を保有期間3年以上か未満で別れています。
・Aコース 100株以上 3年以上継続保有
・Bコース 100株以上 3年未満保有
購入する場合は100株購入してずっと保有するのが、一番よさそうですね。
こんな人気理由①~③がそろっている銘柄はそうそうありませんよ。
NISAで人気な理由がわかります。
決算解説① 業績の落ち込みは軽微です。
決算の解説をしていきます。
純利益は 3,027億円(前期比▲6.5%)となっており業績の落ち込みは世の中の状況よりは軽微だったかと思います。
セグメント別利益を見てみると19年3月が4,014億円に対して20年3月は4,177億円と+163億円となっており、利益を伸ばしてます。
特に一番ウエイトの大きい海外の伸びがよかったのが、他のセグメントのマイナスをカバーできた形になっています。
問題は本格的な落ち込みは今期となります。今期の業績は非開示だったので今後の動向に注目していきましょう。
決算解説② 今期は配当金の減配を回避できそう
決算では今期の業績は非開示だったものの、今期の配当性向を50%にするという発表はありました。
配当性向が20期3月期は32%だったものを50%に大幅に上げるということは、会社の利益を減らしてでも、株主対して配当金を何とか維持するという経営陣の熱い思いがでています。
そこがまた、オリックスの魅力の一つですね。
最後に
いかかでしたでしょうか?
新型ウイルスの影響が各企業を直撃している中、今後何を重要して取り組んでいくかが企業決算からもわかってきますね。
オリックスは株主還元を優先に考え配当性向を50%へ上げる予定なので、今年度もNISA人気ランキングに入りつづけるでしょう。
今後もオリックスのような株主還元を大切にする企業が増えると、投資家としてはうれしいですね。
それではまた!