任天堂の決算発表を解説！「あつまれどうぶつの森」で増収増益！来期はどうなる？

はじめに

みなさん今、任天堂のSwitchの「あつまれどうぶつの森」が大人気ですよね。

Switch自体も巣ごもり需要で全然手に入らなくなっていますよね。

そんな大人気商品を販売している任天堂（7974）が2020年5月に決算を発表しましたので解説していきます。

決算のトピックスとしては

・Switchと人気ソフト多数で売り上げは増収増益です。

・「あつまれどうぶつの森」が爆売れ中です。

・財務状況は今のところ心配ないです。

・来期の見通しは新型ウイルスの影響で売り上げ減の予想。

それでは詳しく解説していきましょう。

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Switchと人気ソフト多数で売り上げ増収増益

売り上げ高は13,085億円で前期比＋9％、経常利益は3,604億円で前年比＋33.3％となっており増収増益となってます。

いや～経常利益+33％はすごすぎますね。なんとかショックはどこ吹く風かな。

売り上げアップ①　Switchの売り上げが伸びた

売り上げアップの要因として「Nintendo　Switch　Lite」が9月に発売されたことと「Nintendo　Switch」自体も勢いを落とすことなく売れていた為、Nintendo　Switchファミリーの売り上げを伸ばすことができています。

売り上げアップ②　大ヒットのソフトが多数

もう一つの売り上げアップの要因として大ヒットのソフトが多数ありました。

「ポケットモンスター　ソード・シールド」1,737万本

「あつまれ　どうぶつの森」1,177万本

「マリオカート8　デラックス」808万本

ポケモンはやっぱり強いですね。続編を出してドンドン売れていきます。

後で詳しく説明しますが、どうぶつの森は爆売れ中です。まだ発売して6週間ぐらいしかたっていないのに驚異の売り上げです。

その他のミリオンセラータイトルもマリオやゼルダ、スマブラなど任天堂の看板タイトルがずらりとそろっているので、売り上げが上がるのもわかりますね。

「あつまれ　どうぶつの森」が爆売れ中！

「あつまれ　どうぶつの森」は発売から6週間でなんと1,341万本の売り上げを達成しています。

圧倒的なスタートダッシュになっていて、ここまでの滑り出しはSwitchでは初となります。DS版とは比べられない本数です。

ゲーム内容も、あつ森を通じて人と人との交流ができるので、ステイホーム中の世の中にちょうどはまったゲーム内容ではありますね。

ちなみに、Switchは累計5,577万台売れているので、Switchをもっている4人に一人があつ森を持っている計算になります。

財務状況は今のところ問題なしです

財務状況では純資産1.9兆円、自己資本1.5兆円、自己資本比率　約80％とかなり強固です。

自己資本比率は40％以上で倒産しづらく、70％以上で理想的な会社と言われていて正に理想的な会社ですね。

ちなみに任天堂が3年～4年売り上げがなくても会社を維持できる資産を持っています。

来期の見通しは新型ウイルスの影響で売り上げ減の予想

来期は新型ウイルスの影響で消費が落ち込むと予想しており、今期と比べて来期は売り上げ－8.3％、経常利益ー19.5％となっています。

もちろん今現在を予想しての数字となっているので、今後の状況によっては修正をかけていくとのことです。

巣ごもり需要があるとはいえ、新型ウイルスの影響が今後どのようになっていくか任天堂さんも読み切れないといった感じですね。

最後に

任天堂の決算は新型ウイルスの状況下の中でも売り上げ、利益とも伸ばしていてさすがでしたね。

財務状況も安定しており、攻守ともに強い！といった感じです。

短期的には世の中の状況が影響していますが、長期的にはSwitchの売り上げを維持できるか？あるいはSwitchに次ぐ次世代機をヒットできるのか？が勝負になっていくんじゃないでしょうか。

個人的にはスマートフォンがこれだけ普及しており、ゲーム売り上げがスマホアプリに移っていっているのに、まだまだ利益を上げ続けているのは、おどろきでした。

任天堂はファミコンから始まりWillだったりDSだったり大ヒットを作り出すことができるメーカーなので、今後も面白いゲームを世に出しつづけてほしいですね。

ひさびさにマリオをやってみようかな～

それではまた！