はじめに
夢の不労所得を目指して高配当株を買われている方にオススメ銘柄を紹介していきます。
今回はみなさんご存じの日本たばこ JT株です。
2020年4月30日に第一四半期の決算発表がありましたので、決算を基に解説していきます。
「たばこ」だけではない事業内容
JTというとたばこしか扱っていないイメージがありますが、たばこ以外にも事業展開しています。
たばこ以外に医薬事業、加工食品事業を取り扱っています。
ただ、売り上げの9割近くは、やはりたばこで、たばこが本業なのは間違いないですね。
株価は4年前から下がり続けています
まずは株価の10年チャートになります。
ここで注目は2016年から下がり続けているということですね。
たばこ産業が近年の禁煙、分煙の流れで厳しい状況になっているのがわかります。
ただ、高配当狙いの方は株価動向はそこまで気にしないといった感じでしょうか。
問題はあくまでも配当利回りがどうなっていくのか!?ですから。
配当利回り7%以上の高配当銘柄
業績を見ていきましょう。
売り上げは16年から20年まで比較して、ほぼ横ばいです。
時価総額は4兆円を超えているので、かなりの大型株となります。
ここで注目なのは配当利回りがなんと7%を超えているということです。
2020年5月2日では配当利回り7.7%です。
配当金の増配は 16年130円⇒17年140円⇒18年150円⇒19年154円と順調に増配を続けていたのですが、20年154円と横ばいとなっております。
横ばいではありますが、減配はしていません。
高配当株の注目ポイントとしては配当の増配動向より、減配していないかを注意してみていきましょう。
せっかく高配当狙いで買っても減配したら、意味ありませんからね。
たばこは海外で売れています
みなさん気になるのが本業の「たばこって売れているの?」てことです。
国内向けの売り上げは去年に比べると落ちていますが、海外向けの売り上げは増えているんですね。
ここで注目なのは国内だけでなく、海外にも販売しているということです。
海外事業はJTの売り上げの中で5割以上あり、海外事業が伸びているかを今後も注意してみていきましょう。
財務状況も安定しています
財務状況では、自己資本比率 40%以上 有利子負債倍率 1倍以下で財務状況が安定していて、すばらしいですね。
自己資本比率は一般的に70%以上なら理想的な会社。40%以上なら倒産しにくい会社と言います。
有利子負債倍率は一般的に1以下が望ましいとされております。
利益は21%ガッポリでています
収益性で注目したいのが利益21%とガッポリでているということです。
この利益の高さが、たばこ事業のおいしいところになりますね。
最後に
JT株は今回の決算を見る限り、財務安定していて7%以上の配当金をもらえる、優秀な株といえるでしょう。
ただ、なにが起こってもいいご時世ですので、今後も決算には目をはなさず見ていきたいと思います。
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それではまた!
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