はじめに
みなさん、こんにちは!
投資を始めようかな?と思っていても、投資はリスクが付き物で怖いから、安全で安心な銀行預金で貯金しようと思っている人も多いと思います。
では、そんな銀行預金は絶対に安全で安心なのでしょうか?
ところが銀行預金も必ずしも安全ではなく、リスクが発生することがあるんです。
今回は、銀行預金のリスクについて解説していきます。
銀行預金のリスク① 1000万円までしか保護されない
銀行預金は一人一銀行につき1000万円までの預金の保護対象がきまっています。
もしも、銀行に1000万円以上預けていて、預けていた銀行がつぶれてしまたら、預けていた1000万円以上のお金は最悪返ってきません。
銀行はつぶれにくいとはいいますが、それでも大きな金融危機がある過去にはつぶれてしまっています。
そんな銀行よりつぶれにくいのが国です。というか、もし国が倒産するくらいの超大型の金融危機なんかが起こった場合は先に銀行がつぶれています。
国に投資する場合は「国債」というものがあります。「国債」は銀行と同じく元本保証なので安心できます。
「国債」については詳しくまとめたページがあるので見てみて下さいね。
銀行預金のリスク② インフレによって預金価値が下がる
さきほど紹介した「1000万円までしか保護されない」のリスクは正直1000万円以下の預金しかない人には関係のない話ですね。
でも、インフレの影響については、みなさんが等しく「リスク」になりえます。
そもそもインフレとは簡単に説明すると「物の価値が上がる」ことです。
インフレとは
ジュース 1本 100円で買えていたのが・・・
ジュース 1本 200円でしか買えなくなる。
銀行預金に貯金しているお金の金額はインフレによって減ることはありませんが、お金の価値は減ります。
1万円が20年後には今の価値で5000円程度の価値しかなくなっている場合もあるのです。
テレビ番組で開かずの金庫を開けたら明治時代の1円がでてきました!このお金の価値は?というのがありますが、価値は銀行にもって行くと1円のままです。
明治時代での1円価値は、今でいう2万円ぐらいだったみたいですが、金庫で保管してしまっているので、インフレの影響モロに受け、明治と比べると1円の価値が大幅に下がってしまっていますね。
最後に
では最後にポイントをおさえておきましょう。
銀行預金は一人一銀行につき1000万円までの預金保障がある。
インフレになるとお金の価値がさがる。
銀行預金はノーリスクと思っていた方がみえるかもしれませんが、リスクがあるということを認識して頂けたらいいと思います。
とはいえ、銀行預金がリスクがあるからといってすべて投資にまわしてしまうのも、危険な話です。
一番いいのは分散してお金をもっておくことが安定につながると思っております。
投資のリスクが怖いという人は、投資リスクついてまとめたものがあるので、そちらも読んでみてくださいね。
関連 【投資初心者向け】投資を始める前にリスクを考えておこう!
それでは、また!